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ソンド 二都物語 [ロケ地の話]

韓国ドラマ『ファン・ジニ』で、
チニが、芸を習い暮らす場所として登場する
“そんどきょうぼう(松都教坊)”だが、
実は、視聴がNHK・BSの吹き替え版で、
その文字表記が解らなかった。その後、”松島”とも勘違いしたが、
のちに現代の北朝鮮、開城(ケソン)だと知る。
高麗時代の首都であり、松の多い山に囲まれたことから
一時期、松都(ソンド)と名乗ったらしい。
ソウルから79キロ、都から少し退いた位置関係に、
ドラマの台詞に思い当たる部分も多い。

▼航空写真は、開城の南大門。

ソンド教坊




そんな、古都“ソンド”とは対照的に、
新都を目指す“ソンド”がソウルの南西約60キロにある。
松島(ソンド)市の沖にある広さ約1500エイカーの人工島だ。
50階オーバーの住居用マンションが建築ラッシュで、
街を象徴するコンベンションホールも姿を現しはじめた。
完成は2014年、住民の電子管理、エコ基準による建造、ゆとりのレイアウト等、
一からのメリットを最大限に活かした新都市計画で、
仁川国際空港とも橋で結ばれる。
4~5年後、韓国ドラマは確実に、
帰国ロビーからソンドへ向う高速を疾走するシーン、
コンベンションホールを見下ろす、高層階マンションでの会話が
数多く登場するはずだ。


未来都市ソンド




南北共同の産業団地があり観光事業の拠点でもある松都(ソンド)の暗雲。
世界不況の中、そんなにバブリーで大丈夫なのかの松島(ソンド)の未来。

さて、政治経済にもまれ、どうなるソンド。




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