たぶん、あらすじ知っても大丈夫。

　　『太陽の女』の主人公、シン・ドヨンは、人気絶頂の女子アナだ。知性的で、美しく、常に華やかに輝いている。女子大生がなりたい成功した女性１位でもある。ただし心の中にひとつだけ消したい過去を持つ。幼い頃、今の家に養女としてひきとられるのだが、その後に妹（ジヨン）が生まれ、両親の愛情に陰りが見え始める。そして、その妹をソウル駅に置き去りにしてしまうのだ。
　　この置き去りにされた妹は、苦労するも明るく逞しいユン・サウォル(イ・ハナ)として成長を遂げる。そしてドラマのセオリー通り、この姉妹の急接近から物語が始まるのだ。さらに恋愛問題も複雑だ。例えば、ドヨンには優しい婚約者（ハン・ジェソク）がいるのだが、彼は、ジヨンが育った施設を援助していた家のお坊ちゃまにしてジヨンの初恋という設定だ。そんなこんなの複線の４～５本が、前半に集中する。
　　そして中盤。ドヨンは、親しくなったサウォルが妹だと確信し、事実を隠しにかかる。妹は初恋のお坊ちゃま（ハン・ジェソク）と再会しウキウキ気分！婚約者が居るらしいことは知っているが、それが実の姉であることを知らない。また主人公二人の間を行き来する関係者も、二人の事情を知るようになるが、その話の中に登場する人物が、自分たちの知るあの人であることを知らない。
　　そして後半へ。誰かが何かを知るたびに、話が劇的に動くというシカケだ。ね、こんな王道のようなストリーなら、少々あらすじが分かっても、大丈夫でしょ！

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