太陽の誘惑の女。

　　「キム・ジス」は、０６年のインターネット投票でチェ・ジウやチョン・ジヒョンを押さえてメロドラマの女王に輝いたらしい。個人的には『太陽の誘惑』の冴えないイモ姉ちゃんの印象しかなく、昨日終了の『太陽の女』のシン・ドヨンのイメージとなかなか一致しなかった。確か、地方ホテルで働くキム・ジスとハ・ジウォンが上京し、仕事や恋に悩み挫折しながら成長するというような物語。チソンとキム・ホジンの二人が彼女たちに絡む。
　　実は、このドラマは個人的にすごく印象深い。無理やり感のある最終回に、韓ドラは時に失速するのだという事を始めて知った。キム・ホジンの男前設定に、韓国ではこの系統も男前なのだと無理やり認識した（金持ちのマダムにいきなり近づいて結婚詐欺が働けるほど男前ではないだろう！という意味）。さらに原題が『サンシャイン・ハンティング』で、一部で“日なた狩り”と訳されており、タイトル直訳の手抜き輸入に、なんじゃそりゃ！と突っ込んだ記憶がある。ちなみにこのドラマには、キム・ホジンの嫁、キム・ジホがカメオ出演している。チソンにちょっかいを出す金持ちの娘役でハン・ガインが出演していたりもする。　韓ドラに詳しくなった今見ると、逆に楽しかったりするのかもしれない。

【太陽の誘惑　（０２年　ＫＢＳ）】

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