彼女には悲しい色の空がよく似合う。

“キム・ハヌル”という名前は、なかなか素敵だ。
しかしながら女優“キム・ハヌル”に関しては、
どちらかというと、ちょっと苦手。
『オン・エア』で高校生の制服を着た彼女が、
あまりにも“青木さやか”に似ていたから、というのでもない。
国民の妖精といわれる女優役や、
詐欺師や明るく元気な彼女を見るにつけ、
彼女じゃなくて別の女優のほうが、と考えてしまうのだ。
その原因はたぶん、
シリアスな悲しい役をさせたら天下一品、だからだ。

もちろん、彼女がコメディとかに挑戦することで
女優としての評価を上げているというもわかるのだが、
元気で明るい彼女を見るとまだ、違和感を覚えてしまうのだ。
（はじけた彼女も素敵！という彼女に、また出会えてないのかもしれない）



ということで、テレシネマ７『楽園』のキム・ハヌルは、
悲しみ加減と、だからこその笑顔加減が、
ちょーどええ！（二挺拳銃風）

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