マイ・スウィート・シーン [ドラマの雑感]
『マイ・スウィート・ソウル』の冒頭話、
実は「おやっ」と思ったシーンがある。
それは、テオとウンスがホテルの部屋に入り、
テオがラーメンを作るシーンの、その構図だ。
部屋全体を映し、二人の位置関係をしっかりと描き出している。
真横からのアングルで二人の距離感も鮮明だし、
右奥のベッドの空きスペースもいい感じで、かなり意図的だ。
ここからテオがラーメンをテーブルに置き、
そのテーブルを引き寄せウンスの横に座り距離を詰めるまで
カメラは固定のまま。
二人の接近と心の動きが、広い空間との対比で手にとるように判る手法だ。
ひょっとして映画監督かな、と思いしらべてみた。
“パク・フンシク”
1965年生まれ、延世大学天文学部卒。
ホ・ジノ監督の『8月のクリスマス』で助監督を担当している。
2001年、『私にも妻がいたらいいのに』で、百想芸術大賞新人監督賞を受賞。
好きな監督は、自分の師匠でもあるホ・ジノとパク・クァンスだそうで、
その先の文章に「小津安二郎も好みだ」、という記述を見つけた。
なんとなくそんな気がしていたので、とちょっと納得。
ストーリーはもちろん、
演出やカメラワークも、少し楽しみになってきた。
実は「おやっ」と思ったシーンがある。
それは、テオとウンスがホテルの部屋に入り、
テオがラーメンを作るシーンの、その構図だ。
部屋全体を映し、二人の位置関係をしっかりと描き出している。
真横からのアングルで二人の距離感も鮮明だし、
右奥のベッドの空きスペースもいい感じで、かなり意図的だ。
ここからテオがラーメンをテーブルに置き、
そのテーブルを引き寄せウンスの横に座り距離を詰めるまで
カメラは固定のまま。
二人の接近と心の動きが、広い空間との対比で手にとるように判る手法だ。
ひょっとして映画監督かな、と思いしらべてみた。
“パク・フンシク”
1965年生まれ、延世大学天文学部卒。
ホ・ジノ監督の『8月のクリスマス』で助監督を担当している。
2001年、『私にも妻がいたらいいのに』で、百想芸術大賞新人監督賞を受賞。
好きな監督は、自分の師匠でもあるホ・ジノとパク・クァンスだそうで、
その先の文章に「小津安二郎も好みだ」、という記述を見つけた。
なんとなくそんな気がしていたので、とちょっと納得。
ストーリーはもちろん、
演出やカメラワークも、少し楽しみになってきた。
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