PARK GAEIN [ドラマの雑感]
さすがに『大今長』よりは『チャングムの誓い』だし、
『茶母』よりは『チェオクの剣』の方がいい。
でもって同じNHKがらみのDVD化なのに、
『個人の趣向』は『個人の趣向』だ。
原作があるみたいでそれを尊重したのかもしれない。
ゲイというテーマを含むので、
まさに“個人の趣向”である事を強調したかったのだろう。
ただし日本向けには、
ソン・イェジンとイ・ミンホの華のある二人の組み合わせのわりには、
ちーと地味で、ラブコメにしては少々固いイメージは否めない。
と、思っていた。
ところが最近になって、タイトルの字幕に『個人(ケイン)の趣向』と出るので、
おやっ、と思って<Google翻訳>を使ってみた、
なるほど“個人”=“개인”=“GAEIN”=である。
『個人』と『ゲイン』がかかっていることに、
8話にして初めて気づいた。(こちとらハングルまったくダメだし)
そう気づくと日本語字幕のルビのふり方などに思い当たる点が多々ある。
展示会で自分の作ったデスクを解説するシーンにも字幕が入るのだが、
『ゲインのテーブル』というネーミングには、
”ゲインが作ったテーブル”という意味と
”個人用(ひとり用)テーブル”が掛かっていたりする。
なるほど、そういうテーブルだったような気がする!
理由や事情を調べるとなるほど!のタイトルなのだが、
日本向けには『私の名前はキム・サムスン』的なノリで、
『パク・ゲインの個人的趣向』なのかもしれない。
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